いつからだろう。感情を、上手く言葉で表せなくなった。知識不足といえばそれまで。なんていうか、感情に見合う言葉が、何処を探しても見当たらない。伝えたい。喉まで感情が溢れている。なのに、肝心の言の葉に変換できず、結局もどかしさだけが残る。いつもそう。込み上げた感情が哀れで仕方がない。折角、あらゆる感情が露になってきたというのに。悔しいな。
あたしらしく言葉を綴ること。これもまた、いつからか出来なくなった気がする。理想像に近付きたくて。でもそんなの、あたしではない。あたしの言葉で、あたしの感情を綴らなければ、全く意味を為さないと云うのに。理想は必要なものだと思う。だけれどまずは現を確立することが先決。そして、理想を少量ずつ組み込む。いっぺんに組み込めばショートする。キャパを超えれば潰される。
とりあえず今の感情は、確実に、緊張の二文字以外に表現することはできない。
なんとかなるのだけれどね。あたしはあたしだから。固い決意をしたもの。