今日はバイト初出勤だった。朝から緊張してずっと心臓が早く、具合が悪くて吐きそうで、何もやる気が起きなくて、不安で不安で仕方なかった。ただただ恐怖心と闘っていた。
その気持ちを相方に話すと、らしい言葉をあたしにかけてくれた。嬉しかった。特に何を言ってほしいと望んでいるわけじゃない。ただ話を聞いてくれるだけで有難いんだ。でも、やっぱり言葉をくれると、嬉しいよ。嬉しくて何度も泣きそうになった。嘘。泣いた。隠れて泣いた。
バイトは初日から色々な業務内容をいっぺんに、且つスピーディーに教えられて頭がパンク寸前だった。ただでさえ緊張しているのに、そんなにいっぺんに教えないでくださいって。きっと明日になったら所々忘れてる。あぁもう明日のことを考えて憂鬱。
今日バイトが終わったら相方が迎えに来てくれていた。家についたら良い匂いがした。ご飯の支度をしてくれていた。あたしが疲れているだろうと気を遣ってくれた。じわぁってきた。目が熱くなった。愛は目に見えないけれど、感じることはできる。いつだって、なにげない会話が、温度が、日常が、愛しくて仕方ないんだ。
本当に、ありがとう。