偽って偽って自分を守るか、ぶつかってぶつかって自分をさらけ出すのか。生きてゆく中で、この二択に分かれるときに多々遭遇する。あたしはたいてい前者。そうやって穏やかに進むことをあたしは求めるから。簡単にいえば弱さゆえなんだけれど。自分を偽ることにあたしは慣れ過ぎた。本当の自分をさらけ出す方法をあたしは忘れている。自分を抑えつけて、自分の本来の意見を遮ってしまう。ありのまま、自然体で生きてゆきたいけれど、あたしは弱いからそれができない。だから偽って、流す。時々これでいいのかと自分に問うてみるけれど、答えなんて返せないし。
結局、何が言いたいのかわからないけれど、あたしはこれから死ぬまで自分を偽り続けて生きてゆくのだろうね。そういう流れをせき止めてくれる”何か”がない限り。